フロント
「また お待ちしております いってらっしゃいませ!」
さすがに徹夜すると眠い
小野田「今日は もういいよ お疲れさん」
千香「あっ お疲れさまでした」
純「お疲れ様でした」
小野田「昨日のコーヒーの件は 俺は 何も知らないからな お前が勝手にやったことで」
山本「おはよう」
純「あ あの おはようございます」
山本「昨日はどうも ありがとう」
純「いや いや」
タクシー乗り場
「頭 気をつけてください」
山本「はい」
「失礼します」
山本「ちょっと待って どうも ありがとう また 来るよ」
純「ありがとうございます ありがとうございました」
おじぃ お客さんが 笑顔で 帰ってくれたよ ほんのちょっとだけど 今ここは 魔法の国
純「あっ! ビックリした!」
桐野「狩野さん 一緒に来てくれる?」
純「でも 私 もう仕事終わりなんですけど」
桐野「宿泊部長と料飲部長が呼んでるの」
えっ? お偉いさんが何の用? もしかして さっきのお客さんが言ってくれたんかな?『お宅の従業員は素晴らしい』とか いや いや いや 参ったな