愛「あの お義母さん。」
晴海「ん?」
愛「この間のことなんですけれども お義母さんの言う通りにはできません。」
晴海「私 何か言ったかな?」
愛「あ… 娘のために。」
回想
晴海「別れること考えてくれない 純と?」
晴海「そんなこと 言ったかな?」
愛「いや…。」
純「お母ちゃん。」
晴海「ん?」
純「ごめん ふきん もうちょっと…」
晴海「はいはい。」
純宅
純「大丈夫? ちょっと疲れたでしょ?」
愛「あ いや 疲れというか…。」
純「ん?」
愛「いえ 夕食の支度しますね。」
純「うん。 ねえ 明日さ 気分転換にどっか行こっか?」
愛「どこか行きたいところでも あるんですか?」
純「あのだ この間 私が風邪ひいて寝込んじゃったところあったでしょ。 あそこ食堂なんだけど あそこに まだ ちゃんとお礼言ってないからさ。」
愛「へえ 名前とか 覚えてますか?」
純「大正区にあったのは 覚えてる。」
愛「大正区?」
純「大正区。」
鏡を見ながら
愛「純 純さんとの新しい年が始まったよ。」
フェリー
純「急いで 急いで あ! すみません 乗ります!」
「足元 気つけや!」
愛「凄いですね。」
純「ねー。 楽しい。」
大正区の街
純「ねえ。」
「いらっしゃませ!」
純「こんにちは!」
「耳と豚足とおいしいよ。」
おじぃ ここ沖縄みたい! なつかしい!