連続テレビ小説「ちむどんどん」43話「てびち!てびち!てびち!!」

【 連続テレビ小説「ちむどんどん」】43話のネタバレです。

あらすじ

暢子(黒島結菜)は、房子(原田美枝子)に命じられた屋台のおでん屋の立て直しに懸命になる。だが、和彦(宮沢氷魚)や愛(飯豊まりえ)らがアドバイスするも、苦戦が続いてなかなかお客さんでにぎわうことが無い。そんなとき、屋台に現れた三郎(片岡鶴太郎)と話すうちに、暢子は房子の過去について新しい事実を知ることに。やんばるでは良子(川口春奈)が実家に現れて、重大な告白をする。

43話ネタバレ

おでん屋台

暢子は イタリア風おでんで 屋台の立て直しに挑みます。

客「これが おでん? からしは?」

暢子「じゃがいもなら この サルサ・ヴェルデのソースが おすすめです。」

客「何 これ?」

暢子「おいしいですよ。」

暢子「はあ…。 今日も 赤字ヤッサ…。」

賢秀「何で 客 来ないのかなあ…。 ん~! フッフッフ…。 うまいなあ。」

あっという間に 客足は遠のいていき…。

暢子「はあ…。 何で…?」

暢子「サルサ・ヴェルデだけじゃなくて これも試してみて。 サルサ・アラビアータ。 ソースの味付けに 工夫が足らないのか タネに もっと変わった材料を 足してみるとか。 どう思う?」

愛「ちょっと 待ってね。」

和彦「うん。」

智「暢子 遅くなってごめん!」

暢子「智!」

和彦「ご苦労さん。」

愛「こんばんは。」

智「こんばんは。 集めたよ。 いろいろ 新しい材料。 これは ブロッコリー。」

暢子「ブロッコリー。」

智「カリフラワー。」

暢子「カリフラワー。」

智「これは 赤ピーマンヤサ。」

暢子「ありがとう! 明日 早速 試してみる。」

和彦「何か そこまでやると 完全に おでんじゃなくなるような。」

暢子「でも 普通のおでんじゃ つまらないさぁねぇ?」

和彦「屋台に来るお客の多くは 残業や きつい力仕事で疲れてる。」

暢子「だから 何?」

和彦「こんな なじみのないものじゃなくて もっと ありきたりな ホッと心が安らぐ しみるような味のおでんを…。」

暢子「新しくて 個性的なおでんにしないと うちが ここに来た意味ないさ。 うちのオーナーも きっと そういう期待をしてくれてるからこそ…。」

和彦「間違ってると思う。」

暢子「何が言いたいわけ?」

和彦「僕は 暢子が そういう考えで 料理と向き合うのは反対だな。 もっと地味で 新鮮味はなくても 大切なことが きっとあるはずだよ。 そういう料理を 暢子は志すべきだよ。」

暢子「ちょっと待って。 和彦君に 料理の何が分かるの?」

和彦「料理のことは詳しくないけど そういうことじゃなくて…。」

暢子「うちは 料理のプロとして 結果を出さないといけないわけ。 詳しくないなら 偉そうに言わないでほしい。」

和彦「偉そうになんか 言ってないだろ 何で分かんないんだ。 根本的な問題じゃないか。」

愛「そんな むきにならなくても…。」

智「愛ちゃんの言うとおり これは暢子の仕事。」

和彦「もういいよ。 ごちそうさん。」

愛「ちょっと待って。 暢子さん ごめんね。 ちょっと待って…。」

暢子「デージわじわじーする。」

智「インテリの言うことなんか 気にするな。 俺が 試食につきあうから。」

暢子「ありがとう。」

智「うん。」

暢子「ん~…。」

比嘉家

暢子が おでんの改良に悩んでいる頃 やんばるでは…。

優子「まだ 熱があるでしょ。 今日も 休みなさい。」

歌子「もう 大丈夫。 これ以上 休んだら 会社にも迷惑だし。」

優子「でも 顔色が…。」

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