連続テレビ小説「カーネーション」第115回「あなたを守りたい」【第20週】

小原家

オハラ洋装店

(戸をたたく音)

『小原さ~ん!』

(戸をたたく音)

『小原さ~ん!』

糸子「は~い。」

玄関

「お久しぶりです! ああ わし え~ 聡子さんの中学時代の顧問です。 やりましたね 聡子さん。 ええっ 全国大会優勝! いや~ 快挙ですねえ。 本当に おめでとうございます。」

糸子「何や ほんな事かいな。」

「えっ?」

糸子「ほな また 本人 帰ってきてから 直接 言うちゃって下さい。」

「いや あ あの…。」

木之元「やった~! 聡ちゃん やったがな~!」

「やりました。 やりましたで!」

<うちは 睡眠不足のとこを 起こされたもんで ほんな調子でした>

オハラ洋装店

<とはいえ よう考えたら 確かに すごいこっちゃ>

玄関前

「日本一! よう やったね おめでとう!」

オハラ洋装店

聡子「ただいま!」

松田 昌子「聡ちゃん!」

昌子「おばあちゃ~ん! 聡ちゃんですよ。 すごいな~!」

聡子「ありがとう。」

昌子「すごいな。」

千代「聡子~!」

聡子「おばあちゃん。」

千代「よかったなあ~! よう頑張ったなあ 偉かった~!」

昌子「日本一やもんなあ。」

糸子「お帰り。」

聡子「ただいま。」

糸子「ごっついなあ。 全国1位か?」

聡子「うん!」

縫い子「聡ちゃん おめでとう!」

聡子「ありがとう。」

縫い子「おめでとう!」

珈琲店・太鼓

木之元「ほな! 聡ちゃんの日本一を祝して! 乾杯!」

一同「乾杯!」

「おめでとう!」

「おめでとう!」

木岡「日本一や!」

木之元「せやけど あれ ちゃうけ?」

木岡「うん?

木之元「あの… スカウトやらが ようけ来てるんちゃうけ?」

聡子「うん。 来てる。」

木之元「やあ~!」

木岡「ほな あれや 実業団入りは 間違いなしやのう。」

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