連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」第26話「1948」【第6週】

勇「おっ! ハハハッ うまい うまい。 もういっぺんじゃ。 お~! 早いわ! よいしょ。 ほい。 上に 上に。 お~ ええ球じゃ。」

雪衣「まあ 上手ですねえ。」

勇「フフフ。 るいは 赤ん坊の時から 筋がええんじゃ。 おっ…。」

雪衣「お茶が入りました。」

勇「おう そけえ置いといてくれ。」

雪衣「はい。」

勇「お~! まっすぐ飛ぶのう。 よっしゃ。 お~! うまいのう。」

安子「ただいま帰りました。」

勇「おう。」

るい「お帰りなさい お母さん!」

勇「お帰り。」

安子「ただいま。」

雪衣「お帰りなさい 安子さん。」

安子「雪衣さん。 るいを見てもろうて ありがとうございます。」

雪衣「いいえ。」

安子「勇ちゃん るいと遊んでくりょったんかな。」

勇「ああ。 久しぶりのキャッチボールじゃ。」

安子「う~ん!」

勇「ほれ いくで ほい。 いや~ 筋がええんじゃ。」

安子「はい。 おっ。 フフフッ。 はい。」

勇「ほい。 ほれ。 ほい。」

安子「やっぱり勇ちゃんは 野球が似合うわ。」

(笑い声)

勇「速いえわ。」

<安子は これまでと変わらない るいとの関係が いつまでも続くと思っていました。Yasuko believed that the bond she shared with Rui would last forever>

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