連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」第39話「1951-1962」【第8週】

<るいは 額の傷を目立たなくする手術を 受けませんでした。 いくら千吉に説得されても 拒み続けました 雉真家に縛られたくない。 それは るいの意地でした>

道中

<けれど この傷が かえって 自分を雉真家に そして 母 安子に縛りつける 鎖になっているのだと 岡山を出た今になって思い知りました>

竹村クリーニング店

(笑い声)

るい「あの~。」

和子「あ? あっ あんたも はよ こっちおいで! こっち こっち。 ハハッ!」

平助「ほれ ここ!」

(漫才のテレビ)

和子「ヘヘヘッ。」

『嫁はん がっかりしたやろうな思て 顔 ひょっと見たら…』。

『顔 見たら』。

『驚いたねえ』。

『やっぱ 疲れた顔しとる』。

『女性というのは ああいうのが一番楽しみやねん』。

『楽しみ』。

『自分がよってよって よりぬいてですよ …で 1円高いと分かってやね 売り場の棚に戻した時の その喜び方。 感激や』。

(笑い声)

<るいは なぜだか涙が止まりませんでした。 Rui conldn’t hold back the tears, she didn’t know why>

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