連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」第42話「1951-1962」【第9週】

るいの部屋

和子「るいちゃん。 洗濯物 ここ置いとくよ。」

るい「あっ! お… おばさん…。」

和子「それ 最初に ここ来た時 着てとった ワンピースやな。 デートか? やっと出番が来たなあ!」

るい「春もんじゃけど ええじゃろうか?」

和子「大丈夫 薄手やから着られる。 アッハッ!」

竹村クリーニング店

るい「本当に これでええじゃろうか。」

和子「大丈夫。 かいらしい かいらしい。」

るい「じゃけど…。」

和子「忘れもんないか? お財布 ハンカチ ちり紙。」

るい「あっ ハンカチ ゆうべ洗うて…。」

平助「こっちや。 楽しんどいで。」

るい「ありがとうございます。」

映画館

出入口

片桐「よかった。 ミス・マーサのバターみたいに 全部ぶち壊しにしてしもうたら どないしょうかと思った。」

るい「フフフッ フフッ。」

館内

出入口

片桐「あ~ 何や まだ頭が ぼ~っとしてるわ。」

るい「私もです。 始まってすぐ 物語に引き込まれてもうて…。」

片桐「そうそう あの最初のシーン。 三十郎は ああ見えて倫理的で 弁護士やったら 優秀やったやろうなあと思うて見てたわ。」

るい「本当に お仕事熱心なんですね。」

片桐「まだ… 時間ええかな?」

るい「えっ…。」

片桐「よかったら もうちょっと話がしたいなあと思て。」

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