るい「私も… 私も もっと お話がしてえです 片桐さんと。」
片桐「そしたら どうしよう…。 せっかくやから 食事でもしようか。」
あっ 近くに おいしいレストランがあるんやけど。」
るい「うれしいです。 是非 連れてってください。」
(風の音)
片桐「あっ… え~っと 何やった…。 そうや レストラン。 すぐ近くやねん。 大学の先輩に教えてもろた店で 何でも おいしいんや。 オムライスも ビーフシチューも…。」
るい「すみません。 やっぱり 帰ります。 今日は ありがとうございました。 さようなら。」
<るいは惨めでした>
<勝手に浮かれて。 たたき落されて。 自分は ミス・マーサよりも惨めだと思いました>
ジャズ喫茶・Night and Day
(拍手)
<そのトランぺッターは るいが ひそかに宇宙人と名付けた 謎の男でした。 Rui discovered the trumpet player was the mysterious man she’d secretly named the “alien”>