道場
畑野「それでは これより 最終審査を始めたいと思います。 1番さんが 黍之丞。」
「はい。」
畑野「2番さんが 左近。」
「はい。」
畑野「…で お願いします。」
「お願いします。」
「お願いします。」
轟「よ~い スタート。」
「黍之丞 見参。」
「てや~! ほっ!」
「たあっ! とうっ!」
「やあ~!」
「てや~! やあ~!」
「ていっ! たあ~!」
「うあ…。」
轟「カット!」
畑野「続いて 3番さんと4番さん。」
「やあっ!」
「てやっ!」
「あっ!」
「やあ…!」
「はあっ はっ はっ… ふん ふん…。」
畑野「続いて 29番と30番の方 お願いします。 まず29番さん どうぞ。」
五十嵐「おはようございます。 五十嵐文四郎です。 五十の嵐と書いて 五十嵐 アラカンの五十倍です。 よろしくお願いします。」
剣之介「随分 大きく出ましたね。」
轟「あほが。 フッ。」
ひなた「(心の声)『よかった…。 五十嵐 落ち着いてる。』」
畑野「30番さん どうぞ。」
虚無蔵「伴 虚無蔵です。 よろしくお願いいたします。」
剣之介「では 早速 始めてください。」
畑野「お願いします。」
2人「はい。」