藤浦「そうですね…。」
八海「嫌いじゃないです ミワさんみたいに不器用な人。」
<八海サマ…>
(着信)
藤浦「では まだもう少し様子を見る ということで 失礼します。」
(ドアの開閉音)
八海「ミワさん 大丈夫ですか?」
ミワ「は… はい。 すみません 貧血だと思います。 もう大丈夫です。」
八海「びっくりしました。 突然 倒れてしまったから。 台本を見つけてくれた時も びっくりしましたけど。 あれは 何で分かったんですか?」
ミワ「好きなんです。」
八海「え?」
ミワ「映画を 少しだけ…。」
廊下
藤浦「お待たせしました いつもお世話になっております。 はい。 あっ ミワさんの件… ですか。 はい。」