連続テレビ小説「なつぞら」第134話「なつよ、天陽くんにさよならを」【第23週】

砂良「しょうがないしょや 柴田家の家系だし 毎日 濃い牛乳を飲んでんだから。」

なつ「だっこできるのも 今のうちだね。」

剛男「優ちゃん おいで ほらほら…。」

子ども部屋

なつ「母さん… 私 このまま 今の仕事を 辞めるかもしれない。」

富士子「えっ? なして?」

なつ「自分が 何をしたいのか 分からなくなって…。 お金のことを考えなければ 今は 優といられる時間を 一番に 大切にしたいと思うようになって。」

富士子「そう…。 それが なつの出した答えなら そうすればいいしょ。」

なつ「少し 疲れてしまった…。」

<次の日 なつたちは 天陽君の家に向かいました。>

山田家

居間

なつ「すいません… アトリエを見てもいいでしょうか?」

正治「もちろん 構わないよ。」

馬小屋

優「あっ ママ ほんものだ!」

なつ「え…?」

優「ほんもののお馬さんがいるよ!」

<なつよ… それが 天陽君の遺作だ。>

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