玄関
なつ「お世話さまです。」
「毎度 どうも。」
「毎度あり。」
なつ「どうぞ こっちです。」
なつ 優「戻りました。」
麻子「お疲れさま。 あっ 待ってました。 あの そこのテーブル置いてもらって…。」
「毎度 どうも。」
麻子「どうも。」
「いつも ありがとうございます。」
作画室
<作業は連日連夜 ほぼ休みなく続きました。>
(戸が開く音)
石沢「ただいま 戻りました。」
麻子「ご苦労さま。」
石沢「原画 動画 回収してきました!」
町田「仕上も回収してきました!」
麻子「じゃ みんなの方に。」
石沢「はい。」
町田「はい よいしょ…。」
坂場家
リビング
<なつは 家に帰っても 原画の直しを続けました。>
マコプロダクション
作画室
石沢「うん? えっ?」
町田「11時です。」
石沢「うわ もう そんな時間か…。」
<イッキュウさんたちは 会社に泊まり込むことも しばしばでした。>
坂場「マコさん これ たき火の火の動きが 変だと思うんですが。」
麻子「火? 火まで 私に直せって? 夜中の動画チェック 私一人なのよ。」
坂場「だから… お願いします。」
坂場家
リビング
なつ『一緒に行きましょう』。 『君には 僕の気持ちなんて分からないよ』。 『あなたが悲しいことだけは分かるわ』。
なつ<じいちゃん 誰もが支え合って 開拓者は強くなったんだよね>
録音スタジオ
坂場「音 チェックして下さい。」
「はい。」
<そして この人も 参加することになりました。>
咲太郎「あっ!」
カスミ「あっ!」
麻子「おはようございます。」
カスミ「おはよう!」
坂場「おはようございます。」
カスミ「この度は 本当にありがとう。 私が この主題歌を 歌わせてもらえるなんて 本当にうれしいわ。」