連続テレビ小説「なつぞら」第143話「なつよ、この十勝をアニメに」【第24週】

咲太郎「俺も うれしいです。 カスミねえさんの レコードが出せるんですから。」

カスミ「咲ちゃんのおかげね。」

咲太郎「いえ。 決めたのは プロデューサーと演出ですよ。」

麻子「イッキュウさんと 誰に歌ってもらおうか 話している時に カスミさんの歌を思い出したんです。」

カスミ「光栄だわ。 なっちゃんは元気にしてる?」

坂場「あ… はい。 彼女も カスミさんの歌を楽しみにしています。」

カスミ「魂込めて歌うわね。」

坂場「よろしくお願いします。」

咲太郎「お願いします。」

カスミ♬『まぶしい大地に広がる空 風は優しさ 運んでくれる 森は心を 育ててくれる 昨日の涙と 明日の笑顔は きっと友達』.

♬『ラララ ラララ』

<昭和49年10月 ついに 初回放送日がやって来ました。>

柴田家

居間

富士子「あっ 始まった。」

テレビ『それは 今から 50年ほど前のことです。 北の大地を旅する 開拓者の家族がいました』。

地平「あっ ひいじいちゃん そっくり。」

照男「そうだべや きっと。」

テレビ『今まで住んだ場所を 洪水で流され 新しい土地へ移ることにしたのです。 娘のソラは9歳』。

砂良「母親の方は お義母さんに似てますね。」

富士子「そう?」

砂良「うん。」

剛男「なつが描いたんだからな…。 あれっ 僕は?」

テレビ『お父さんと お母さんと まだ幼い妹と一緒に これから始まることに 胸を ワクワクさせていました』。

<残念ながら 今日はここまで。 なつたち こん身のテレビアニメよ 明日に続けよ。>

スポンサーリンク







シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク