あらすじ
自分の夢を追うために東京に行きたいと家族に打ち明けたなつ(広瀬すず)。泰樹(草刈正雄)から認められ喜ぶなつは、真っ先に天陽(吉沢亮)のもとへとかけつけ報告する。天陽の父・正治(戸次重幸)は、なつが陽平(犬飼貴丈)と同じアニメーションの世界を目指していることを知り、なつとつながっていられることに安どする。ただタミ(小林綾子)は、天陽のなつへの気持ちを推し量ってしまい…。
42話ネタバレ
山田家
馬小屋
なつ「天陽く~ん! 天陽君!」
天陽「どうした?」
なつ「許してくれた! じいちゃんが認めてくれた!」
天陽「そうかい…。」
なつ「天陽君のおかげ。 ありがとう。」
天陽「よかったな なっちゃん。」
なつ「あっ…。 天陽君が 私に教えてくれたから。」
天陽「何を?」
なつ「何もかもよ!」
なつ「北海道に来て 私は 天陽君に出会えて いかった。」
居間
なつ「頂きます。」
タミ「そんじゃ なっちゃんも 本気で 陽平の会社に行くんかい?」
なつ「入れるかどうかは分からんけど そこを目指します。」
天陽「兄ちゃんに 手紙書くよ。 なっちゃんを よろしくって。」
なつ「それなら 自分で書くわ。 陽平さんの連絡先は知ってるから。」
天陽「そうか。」
正治「東京行っても なっちゃんとは 陽平で つながっていられるんだな。」
なつ「そうなれたらいいけど…。」
タミ「何よりも なっちゃんには 本当のお兄さんが ついてるんだから 一緒にいられたら安心でしょ。」
なつ「そうだといいけど…。」
阿川家
弥市郎「おう いらっしゃい。」
なつ「いいですか?」
砂良「どうぞ。」
なつ「お邪魔します。」
天陽「お邪魔します。」
なつ「弥市郎さん 砂良さん この人が 山田天陽君。」
砂良「舞台の絵を描いた人?」
なつ「あっ 2人とも 倉田先生の知り合いなの。 だから 私らの舞台も見てくれたんだって。」
天陽「初めまして。」
弥市郎「あんたは 何作ってんだ?」
天陽「あっ ジャガイモに ビートや そばとか それに 牛飼いも。」
弥市郎「それに 金にもならんもんか…。 俺も ここで生きていなくちゃ 何も作れないんだ… 困ったことにな。」
天陽「いいですね。」
(戸をたたく音)
照男「こんにちは!」
なつ「照男兄ちゃん!」