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連続テレビ小説「なつぞら」第70話「なつよ、千遥のためにつくれ」【第12週】

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なつぞら
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下山「まあ 僕が原画だから そう呼ばれることになる。 全体的な作画は 仲さんと井戸さんに 見てもらうわけだけど うちに来たカットは 責任を持って 僕たちで いいものにしよう。 ね。」

なつ「はい! 頑張りましょう!」

麻子「一番下っ端のあんたが 鼓舞して どうすんのよ。」

なつ「いや すいません… 自分に言っただけです。」

麻子「何か このチーム 私には 嫌みに感じるんですけど。」

なつ「どういう意味ですか?」

堀内「どういう意味?」

茜「あ… 私 足を引っ張らないように頑張ります。」

麻子「茜ちゃんは いいのよ。」

なつ「どういう意味ですか!?」

堀内「どういう意味?」

麻子「相性が悪いって意味でしょ 何で分かんないのよ!」

下山「いや まあ まあ まあ…。 仲よくやりましょう。 ね…。 よし 今日のランチ 僕がおごっちゃおう! アッハハハハ…。」

4人「ごちそうさまです!」

下山「そういう時だけ 気が合うのね…。」

喫茶店・リボン

下山「かんぱ~い!」

一同「かんぱ~い!」

堀内「頂きます。」

下山「それにしても あれだね 堀内君が辞めなくて 本当によかったよ。」

堀内「えっ?」

下山「てっきり『白蛇姫』で 辞めるもんだと思ってたからさ。」

麻子「私も辞めると思ったわ。」

下山「何か 芸大から来て辞めた人って 何人もいるからね。 アニメーターの仕事に失望してさ。」

なつ「失望しなかったんですか?」

堀内「どうして 失望しなくちゃいけないんだ?」

麻子「あまり 漫画映画は 好きじゃなかったでしょ?」

堀内「好きで入ったわけじゃないけど 今 辞めたら 僕が使えなかったことになるじゃないか。」

下山「いや そんなことないよ。」

堀内「で マコちゃんは 好きで入ったの?」

麻子「好きで入ったのよ。」

茜「へえ~ 意外。」

麻子「どういう意味で? 私には ディズニーの世界 似合わないって言いたいわけ? 『白雪姫』に感動しちゃ悪いの?」

なつ「『白雪姫』だったんですか? きっかけは。」

麻子「そうよ。」

茜「それなのに あんな怖い常盤御前に なっちゃったんですか。」

麻子「ちょっと。」

下山「まあ でも やっぱり 描く人に似ちゃうんだよね 絵って。」

なつ「茜さんは 好きで入ったんですか?」

茜「私は 何となく…。 短大の頃は いろんな所を放浪しながら のんびり絵を描くのが好きだったのよ。」

堀内「う~ん 山下 清か。」

茜「フフフ… それで 漫画映画の仕事って 面白そうだなと思って。 まあ 絵を描いて もうかるのかと思ったら 全く そんなことなかったけど。」

なつ「そこは同意します。」

麻子「下山さんは 拳銃を撃ちたくて 警察官になったんですよね?」

なつ「えっ!」

下山「バ~ン…。 まあ それで アクションばっかり 描かされるようになっちゃってさ。 女が苦手だとか言われて。 あっ そうだ 僕の下にいる限り あんまり 常盤御前 回ってこないと思うよ。 残念だけど。」

なつ「え~ そなんですか?」

下山「そんなに 露骨にがっかりしいないでよ。」

なつ「描いてみたいです。 亀山蘭子さんが 声をやるんですよね。」

下山「うん。」

茜「奥原さんは 聞くまでもなく 好きの塊だね。」

なつ「はい… 今の私にできるほは これしかありませんから。」

麻子「できる?」

なつ「あっ いや… できるようになるしかありませんから!」

麻子「よろしい。」

(笑い声)

茜「あ… 常盤御前のライブアクションには 参加できるんですか?」

下山「それは もちろんだよ。 動画のみんなは 自由参加だからね。」

なつ「ライブアクションか…。」

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