そう言って、清流企画に移動するゆとり
調理室を借りる許可をとり調理室にて、調理を開始するゆとり、そこにやってきた、白坂隼人、夏川彩、須田正史にラーメン業界に関する質問をぶつける
汐見ゆとり「あの、私、いろんなラーメンを食べ歩くためにネットで情報収集をしていたんです。で、その時に気づいたんです。どうしてラーメン屋の店主の皆さんって、怖い顔して腕組みした写真が多いんですか?」
それを聞いている3人w
夏川彩「アホくさ。聞いて損した」
と呆れて調理室を後にする3人だったw
河上堅吾「白坂くん。内のホームページの更新は?」
白坂隼人「あっ済んでます。」
確認する3人だったのだが・・・そこには怖い顔して腕組みした芹沢社長の姿がw
場面変わり、京来軒にて
芹沢達美「で、新しいメニューが出来たって聞いたけど?」
汐見ゆとり「はい、まずはいつも此方で出しているラーメンを食べてみてください。」
一口食べて一言
芹沢達美「それで?」
郷田正一「ちょっと待ってよ社長さん。一言ぐらい感想言ってよ。」
芹沢達美「いいんですか?申し上げても?着手金3万のクライアントに遠慮する気はないけれど、それでも本当に?」
郷田正一「いや、いいです、はい。」
芹沢達美「汐見!この不味いラーメンはほっといて、話を先に進めて。」
郷田正一「なんでぇ、結局言うんじゃねぇか!」
汐見ゆとり「はい!では私の考案したラーメンを食べてみてください。」
芹沢達美「鶏ガラをしっかり煮込んだ鳥白湯スープに生姜を鶏油で揚げた作った香味油を浮かべたのねコクがあってキレがある輪郭のくっきりした味わい」
と、ゆとりの考案したラーメンを評価するが残念ながら、この店の店主にゆとりのラーメンを作ることができないので無理と説明する。
郷田正一「結局畳むしかねぇか」
芹沢達美「誰がそんなこと言いました?私は汐見が立てた戦略ではこの店が救えないと言ったのです。この店が救えないとは言ってません。」
汐見ゆとり「それって?」
芹沢達美「教えてあげるわ。フードコンサルティングというものをどういうものなのか。」
そこから芹沢は正一に店にある料理を全て作るように指示をする。
芹沢達美「汐見、この中で一番マシだと思うメニューを一つだけ挙げてみて」
汐見ゆとり「このもやし麺でしょうか?”ワクワク”とまではいきませんけど、まぁ”ワサワサ”というか”フレフレ”というか?」
芹沢達美「その表現いちいちイラッとくるわねぇ。でも、まあいいわ、方向性は決まったから」
そして正一に打ち合わせのために明日会社に来るよう伝え、汐見に店を隅から隅まで掃除をするように指示を出すのだった。
翌日清流企画に調理室にて
芹沢達美「合格。これで勝負しましょう。」
郷田正一「そうかい、あんたの言葉信じるよ。いやー良かった。あっ、あのゆとりって子さあ?いつまで内の店、掃除させとくんだい?」
芹沢達美「ああ、そういえばお店は綺麗になりました?」
郷田正一「それはなぁ、昨日から今日まで寝ないで掃除してんだからなぁ」
場面変わり京来軒にて
芹沢達美「徹夜して掃除しろとまでは言ってないけど」
汐見ゆとり「社長が徹底的にやれって言ったんじゃないですか?」
そしてまた店のことをボロクソに言う二人でしたww
そして、ゆとりに三日後に店にくるように伝える
そして三日後
芹沢の指示通りに3日後に店にやってきたゆとりは有栖涼と遭遇し来店するのだった。
繁盛している店に驚くゆとり、店の前の様子を見て
汐見ゆとり「なんだか”ピクピクします”」
早速店内で新しくなったもやし麺をいただくことに。