連続テレビ小説「ちむどんどん」105話「君と僕のイナムドゥチ」

給食室

安室「よかったね。」

優子「うん。」

良子「本当に ありがとうございます。」

安室「まだまだ うまんちゅ給食は 始まったばかり。」

教師「失礼します。 良子先生 これ 児童から届いた手紙。 どうぞ。」

良子「ありがとう。」

安室「何が書いてあるの? ん?」

良子「<ぼくは ゴーヤーが だいきらいでした。 だけど 昨日雨の中 近所のおばあが>…。」

児童「近所のおばあが 畑で ゴーヤーを しゅうかくしていました。<どうして雨なのに そんなするの?>と聞いたら<明日 あんたたちの きゅうしょくに 使ってもらうためさ>と言いました。 どろんこになって はたらく おばあを見たら ぼくは 今日 きゅうしょくにでた ゴーヤーを のこすことが できなかったです。 おいしいきゅうしょくを つくってくれて どうもありがとう>。」

安室「よくやったね 給食主任。」

良子「はい…。」

沖縄料理店・ちむどんどん

暢子「あった!」

歌子「これで また お客さん増えるかも。」

矢作「喜ぶのは まだ早い。」

暢子「分かってます。」

歌子「分かってます。」

(笑い声)

暢子「『<ちむどんどん>』『青柳暢子』。」

(笑い声)

養豚場

寛大「東京 どうだった? 少しは ゆっくり話せたか。」

清恵「誰と 何を?」

寛大「賢秀と 飯食ってきたんだろ?」

清恵「あいつに会った。」

寛大「あいつって?」

清恵「涌井。」

寛大「忘れろ。 もう済んだことだ。」

沖縄料理店・ちむどんどん
店内

暢子「いらっしゃいませ。」

重子「開店 おめでとう。」

波子「おめでとうございます。」

暢子「ありがとうございます。」

和彦「今日のおすすめは 沖縄そばと 皮付き豚の角煮です。」

重子「それじゃあ それ頂こうかしら。」

波子「はい。」

暢子「はい。 和彦君も 一緒に食べて。 ちょうど ごはん まだでしょ。」

和彦「うん。」

重子「見たわよ。」

波子「おめでとうございます。」

和彦「ありがとうございます。」

重子「フフッ…。」

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