比嘉家
暢子「たくさん食べて。 お代わりもあるよ。」
暢子<うちも 良子ネーネーも 歌子も それぞれ 別の家庭を持っても 時々 みんなで集まって 一緒に ごはんを食べています>。
暢子「はい どうぞ。」
健彦「ありがとう。」
和彦「おいしい。 歌子ちゃんは もう 豆腐の仕事 手伝ってるの?」
歌子「うん 少しずつ教えてもらって。」
智「お客さんの人気者で 母ちゃんも デージ喜んでるさ。」
良子「歌子も すっかり 砂川家の一員であるわけだね。」
歌子「うん。」
暢子<歌子と智は 結婚しました。 智のスナガワフードも 順調みたいです。 歌子は 時々 歌う仕事をしながら お豆腐屋さんの仕事も 手伝っています>。
砂川豆腐店
歌子「お義母さん これで大丈夫ですか?」
玉代「うん 上等さぁ。 ありがとう。」
歌子「はい。」
猪野養豚場
賢秀「いないいない ばぁ~!」
清恵「もう いいから豚舎の掃除!」
暢子<ニーニーのところにも 元気な男の子が生まれ『赤ちゃんみたいなパパ』と言われながら 元気に楽しく暮らしているそうです>。
沖縄料理店・ちむどんどん
佳代「ありがとうございました。」
矢作「ありがとうございました。」
従業員「ありがとうございました。」
矢作「お待たせしました。 沖縄そばセットです。」
暢子<ちむどんどんは 矢作さんが 佳代さんと一緒に しっかり引き継いでくれました>。
矢作「いらっしゃい!」
佳代「いらっしゃいませ。 こちらにどうぞ。」
矢作「おまたせいたしました。」
客「ありがとうございます。」
佳代「沖縄そば 2丁。」
矢作「はいよ。」
暢子<矢作さんに お店をお願いして 本当に よかったと思います>。
比嘉家
♬~(三線『椰子の実』)
暢子<和彦君は 東京の出版社に送る原稿を書きながら 沖縄のあっちこっちに取材に出かけ 執筆に明け暮れています>。
暢子<やりたい仕事をマイペースに進める 和彦君を見ていると うちも うれしくなります>。
♬~(三線『椰子の実』)
和彦「ごめん 起こしちゃった?」
暢子「ううん。 大丈夫。」
暢子<ほんとんど自給自足の生活で お金は あまり使わないので 十分 暮らせています>。
畑
暢子<オーナーは いつ 沖縄にいらっしゃいますか? この海と山を オーナーにも見てほしい。 この島は うちにとって 世界で 一番 おいしいもので あふれています>。
暢子<オーナー うちは ずっと この島で待っています>。