連続テレビ小説「ちむどんどん」121話「やんばる!ちむどんどん!」

後日

暢子「お母ちゃんも 大賛成って!」

良子「本当に ここで食堂を?」

暢子「うん。 ここに お店を建てる。」

歌子「いつごろまでに?」

暢子「ん~ 何年かかってもいい。」

智「よし そうと決まれば まずは 資材の調達を。」

暢子「お母ちゃんが 善一さんに相談してくれるって。」

善一「お~い 持ってきたよ~。」

暢子「あっ アイ… ああっ…。」

善一「あちこち声かけて 余った材料とか 少し集まったよ。」

暢子「本当に ありがとうございます。」

善一「何 言ってる ゆいまーる。 みんなで助け合い。 ほら 見て。」

暢子「アイ…。」

「暢子ちゃんの食堂 みんな楽しみにしてるよ。」

「毎日は無理でも 来られる時は 手伝いに来るからさ。」

「暢子 お店が出来たら マーサイ料理 食べさせてよ。」

暢子「はい! 任せてちょうだい。 はぁ~ うれしい。」

和彦「皆さん ありがとうございます。」

良子「今 お茶いれますね。」

歌子「黒砂糖も出します。」

善一「よししょ。」

智「手伝いますよ。」

こうして 暢子は やんばるで 新たな夢に向かって動きだしたのです。

バス停

(クラクション)

そんな ある日…。

道中

暢子「オーナー!」

房子「アハハハッ… 暑苦しい! ただでさえ暑いんだから!」

暢子「沖縄ですから。」

房子「相変わらずね。」

暢子「はい。 相変わらずです。」

房子「あっ… あっ あの…。」

暢子「ああ… 大丈夫です。」

房子「知り合い?」

暢子「まもるちゃんです。 アイ 行きましょう。 まもるちゃん ありがとう!」

房子「きれい…。」

暢子「オーナー。」

房子「あっ…。」

(笑い声)

房子「優子さんは お元気?」

暢子「はい。 今日も売店で働いています。」

房子「そう。 ちょっと 大事な話があって。」

暢子「えっ?」

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