暢子「は~い お待たせしました。」
正男「おお…!」
暢子「これが やんばるちむどんどんの そば定食です。」
正男「頂きます。」
早苗「頂きます。」
子供たち「頂きます。」
早苗「おいしい! やんばるの味!」
正男「デージマーサン! 暢子 よかったな。」
暢子「うん。」
早苗「暢子は あのころと ちっとも変わらんね。」
正男「だからよ。 暢子は いくつになっても暢子のままさぁ。」
(笑い声)
暢子「ありがとう。 カラキ カラキを練り込んでるわけ。」
早苗「カラキ?」
暢子「うん。」
金吾「アロ~ハ~! ピース ピース! 開店おめでとう!」
良子「金吾さん。」
金吾「ハワイから はるばる ラブとピースを届けに来ました。」
良子「妹のために 立派な花輪を ありがとうございます!」
金吾「あなたのためです。 僕は 永遠に君を愛してる! もちろん ハワイにいる 僕のワイフの次に! ん~!」
石川「ねっ ピースね ピース…。」
暢子「お口に合いますか?」
金吾「おいしいものも やっぱり みんなを ピース! そして ラブな気分に…。 ちむどんどんするよね~!」
良子「はい。」
暢子「ありがとうございます!」
「はい。 では ごちそうさまでした。」
暢子「ありがとうございました。」
良子たち「ありがとうございました。」
良子「やっと一段落だね。」
暢子「うん。」
良子「上原さんは?」
歌子「お母ちゃんが迎えに行ってる。 そろそろ バスも着いているはず。」
(電話の呼び鈴)
暢子「はい やんばるちむどんどんです。 アイ ニーニー? どこで何をしているわけ?」
和彦「賢秀。」
良子「ニーニー。」
智「ねえ 何してるわけ?」