連続テレビ小説「ちむどんどん」32話「ソーミンチャンプルーVSペペロンチーノ」

比嘉家

良子「ごちそうさまでした。」

優子「良子。」

良子「うん?」

優子「善一さんが そろそろ 気持ちを聞かせてくれないかって。 断っても構わないんだよ。」

賢秀「沖縄県民 やんばる比嘉家の皆様! 沖縄の一番星 みんなの賢秀様のお帰りヤサ!」

優子「賢秀!」

良子 歌子「ニーニー!」

優子「お帰り! 早く上がりなさい! すぐ ごはんに支度しようね。」

賢秀「うん。 ハッハッハ…。」

レストラン・フォンターナ

二ツ橋「改良したペペロンチーノです。」

長山「試食をお願いします。 大丈夫かと。」

房子「駄目。 バランスが悪い。 やり直し。」

二ツ橋「すいませんでした。」

暢子「待ってください。 うちも食べましたけど おいしいと思いました。」

房子「聞いてないから。 どいて。」

暢子「絶対に これでも大丈夫です。」

房子「大丈夫? あなたに何が分かるの? あと10年 一日も欠かさず 料理をやってから言いなさい!」

暢子「オーナーは 自分で料理しないくせに 偉そうです!」

矢作「あいつ…。」

暢子「みんな そう思っています。」

房子「みんな? 少なくとも あなたよりは うまくできると思うけど。」

暢子「じゃあ うちと勝負してください。 あの…。 ペペロンチーノを どっちが おいしく作れるか。」

房子「あなたと 私が?」

暢子「うちが勝ったら 賄いを作らせてください!」

房子「分かった。 あなたが勝ったら 賄い当番に入れてあげる。」

暢子「ありがとうございます!」

房子「ただし 負けたら…。」

暢子「負けたら?」

二ツ橋「オーナー…。」

房子「あなたは クビ。」

暢子「クビ!?」

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