我那覇のアジト
我那覇「お~! フッフッフ。 ご苦労さん。 いや~ にらんだとおり 賢秀君は 飲み込みが早い! 商才がある。」
賢秀「アッハッハッハ。 我那覇さんの おかげです。 だけど まさか 東京で 再会できるとは。 あの日 パチンコに行って 本当によかった。 ハッハッハ…。」
我那覇「沖縄では 迷惑かけたね。」
賢秀「あ~…。」
我那覇「あっ あん時は 俺も まんまとだまされて。」
回想
賢秀「960ドルが 精いっぱいで…。」
我那覇「この金を 2,000ドルにして ここに持ってくるから。 じゃあ。」
回想終了
賢秀「信じてましたよ。 我那覇さんは 人をだますような人じゃないって。」
我那覇「あん時の借りは 10倍 いや 100倍にして返す。 こいつで グレイトなドリームをつかもうぜ!」
賢秀「はい。」
我那覇「乾杯!」
賢秀「はい!」
賢秀「ん~! これ 本当に 健康にいいですね! これ 飲むと 体中に 力が みなぎってくるんですよ! もっと もっと たくさんの人に 飲んでもらいたいな~! ハッハ…。」
レストラン・フォンターナ
オーナー室
暢子「お店を立て直す?」
房子「知り合いのお店 開店して 3か月たつけど 売り上げが上がらなくて 困ってる。 軌道に乗せてくれない?」
暢子「何で うちが?」
房子「あなたなら やれると思って。」
暢子「つまり うちに 期待してくれてるんですね?」
房子「引き受けてくれる?」
暢子「分かりました!」
道中
暢子「(心の声)鶴見の こんな所に イタリア料理? そんな店 あったかね?」
暢子「まさかやー。 おでん!? おでん…? おでん…。」