連続テレビ小説「ちむどんどん」63話「黒砂糖のキッス」

山原小中学校
教室

良子「おはよう。 教えてくれない? 先生 ぶきっちょだから あや取りが下手くそさ。 ほうき どんなしたらいい?」

誠「ここ。 こんなして こんなやって…。」

良子「すごっ 出来た!」

誠「簡単さ。」

良子「誠 この前は ごめんなさいね。 先生を 許してくれる?」

誠「うん。」

良子「ありがとう。」

夏が近づき 鶴見では エイサーの練習が始まっていました。 エイサーとは お盆に祖先の魂を送るために踊る 沖縄の盆踊りのようなものです。 今日は 本番さながら 衣装を着けての練習です。

(合いの手と指笛)

沖縄料理店・あまゆ

(ドアが開く音)

和彦「ただいま」

暢子「お帰り。」

和彦「あれ まだ来てない?」

暢子「愛さん? まだかも。 うちも さっき帰ってきた。」

和彦「そっか。 企画の相談に乗るって 約束してたんだけど 取材が 長引いちゃって。 おっ 何作ってるの?」

暢子「明日届ける仕出しに手伝い。 今日は エイサーの練習で 誰もいないから。」

和彦「もう そんな時期か。 こっちの盆踊りみたいなものだもんね。」

暢子「うん。」

和彦「暢子に 聞きたいことがあるんだけどさ。」

暢子「もしかして 愛さんと話した?」

和彦「えっ?」

回想

暢子「うち…。 和彦君のことが好き。 好きって 分かってしまったわけ。」

回想終了

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