連続テレビ小説「ちむどんどん」6話「別れの沖縄そば」

葬儀

暢子「ニーニーや ネーネー 歌子には『幸せになれ』って言ったのに うちだけ 何も言われなかった。」

良子「そのままでいいと思ったから。 暢子は 暢子のままでいい。 そう思ったから 何も言わなかったと思うよ。」

暢子「うちのままで?」

回想

賢三「暢子は 暢子のままで上等。 自分の信じた道を行け。」

回想終了

暢子「そうか…。」

賢秀「父ちゃ~ん! 父ちゃ~ん! 何やってる。 早く!」

歌子「海にいるの?」

賢秀「人は死んだら 海の向こうのニライカナイに行くって。」

良子「ニライカナイって そうなんだっけ?」

歌子「お父ちゃ~ん!」

賢秀「そんな声で聞こえるか!」

歌子「お父ちゃ~ん! ありがとう!」

良子「お父ちゃ~ん うち 必ず先生になる!」

賢秀「父ちゃ~ん! あとは任せれ! 全部やるからよ~!」

暢子「お父ちゃ~ん! 大好き! ずっと ずっと大好きだからね~!」

子供たち「お父ちゃ~ん! お父ちゃ~ん!」

暢子「大好き~!」

歌子「お父ちゃん!」

子供たち「お父ちゃ~ん!」

賢三の墓

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