沖縄料理店・あまゆ
三郎「そいつぁ なかなか 手ごわいな。」
順次「構うことないよ。 結婚は 当人同士の意志が 一番重要さ。」
暢子「駄目です。 うちは お母ちゃんにも約束したし 和彦君のお母さんにも 祝福してもらいたい。 そのためには まず 和彦君が お義母さんと仲直りしないと。」
和彦「いや だけど…。」
暢子「昔 和彦君が 初めて沖縄に来た時 うちのお父ちゃんが言ってたさ。」
回想
賢三「和彦君と 仲よくなれない?」
賢秀「俺たちとは 住む世界が違うぜって感じさ。 完全の俺たちをバカにしてる。」
賢三「東京の中学生なら いろんなこと知ってるから 友達になれば 面白い話が たくさん聞けるはすよ。」
暢子「友達になるって どうやって?」
良子「うちらのこと 嫌いみたいだのに。」
賢三「相手に好きなってもらうには…。 まず 相手を好きなることさ。 諦めずに 話してみれ。」
回想終了
和彦「そんなことがあったんだ。 でもなあ…。」
暢子「ヤサ! 分かった! 言い考えがある!」
和彦「何?」
三郎「何すんだよ?」
暢子「おいしいものを作って 和彦君のお母さんに 食べてもらうわけ!」
暢子「よ~し…。 あ~…。 何作ろうかな…。」