夜ドラ「作りたい女と食べたい女」(第25回)

野本「あ お待たせ。」

春日「はい。」

春日「これ 厚焼きたまごですか。」

野本「あ そうそう。 たまごサラダもいいんだけど 厚焼きたまごと からしマヨにしてみた。」

春日「おいしいです。」

野本「よかった。 へえ~ この辺り いろいろお店もあるんだね。」

春日「そうですね。」

野本「うん。 え! レストランもあったんだ。 ねっ 何かここ おしゃれそう。」

春日「ああ。 そこ ガレットで有名なお店みたいですね。」

野本「あ そうなんだ。 調べてくれてたの?」

春日「少しだけ。」

野本「そうだったんだ。 あ… 私がお弁当作ってくるって 言ったから…。」

春日「いえ そのほうがよかったです。」

野本「うん。」

春日「ずっと収穫で しゃがんでいたので ちょっと腰にきましたね。」

野本「ああ 確かに。 私もちょっと筋肉痛だもん。 帰ったら お風呂入んなきゃね。」

春日「はい。」

マンション

廊下

野本「あっ。」

南雲「野本さん こんばんは。」

野本「こんばんは。」

南雲「あの もしかして 今日 いちご狩りに行ってきたんですか?」

野本「え?」

南雲「あれ あ…。 車で二人でお出かけするのを 見かけて… そうかなって。」

野本「あっ いや… あ 野菜狩りのことかな?」

野本「行ってきましたよ。」

南雲「野菜狩り…。 あ 野菜狩りになったんだ。」

野本「ん?」

南雲「あ ううん。 春日さんから 野本さんとのお出かけに いちご狩りに誘ってみるって 聞いてたから それで。」

野本「そうだったんだ。」

南雲「野菜狩りはどうでした?」

野本「あ うん すごく楽しかったよ。 天気もよくてね。」

南雲「そうだったんだ。 よかった~。」

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