連続テレビ小説「ちゅらさん」110話「かりゆしの出逢い」ネタバレ

古波蔵家

恵文「どうしたの 勝子?」

勝子「うん?」

ちゅらさんの画像

恵文「また変なの? 体…。」

勝子「何か この辺りが わさわさと。」

恵文「え?」

恵尚「大丈夫ね? おふくろさん。」

勝子「別に具合が悪い訳じゃないから…。 でも 何でかね? うん?!」

恵文「どうしたの?」

勝子「おかあさん?」

ハナ「何ね?」

勝子「電話… 鳴りますよね?」

恵文「え?」

恵尚「ん?」

ハナ「うん 鳴るね。」

ちゅらさんの画像

恵文「は? 何で… 何で 勝子が分かるの?」

勝子「何でか 分からないさ。 恵里からですよね?」

ハナ「そうだね。」

恵文「え? どうなってるわけ?」

勝子「もう 何で 私 分かってしまうんだろう?」

(電話の呼び鈴)

恵文 恵尚「うわっ!」

ちゅらさんの画像

勝子「もしもし? 恵里? 恵里なの?」

恵尚「マジで? マジで!」

勝子「え? え~っ!」

ちゅらさんの画像

北栄総合病院

恵里「本当さ! 私 赤ちゃん できてしまったさぁ!」

ちゅらさんの画像

いやぁ ついに この日が来たねぇ

古波蔵家

勝子「でも 驚いたさ。 うん… おめでとう 恵里 おめでとうね。」

北栄総合病院

恵里「仕事中に お願いして 電話させて もらってるので… うん…。 ありがとう また 電話するから。 うん じゃあね。」

古波蔵家

恵尚「あっ!」

恵文「何でぇ?」

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勝子「あ! ごめん!『仕事中だから また かける』って。」

恵文「そうね でも 恵里がね?」

恵尚「ねえ!」

ハナ「かりゆしどぅ!」

恵文「めでたいやっさ!」

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恵尚「めでたいばっかりよ!」

恵文「男の子かね? 女の子かね?」

勝子「そんなの まだ分かる訳ないさ!」

恵文「そうか? どっちかねえ? めでたいね 恵尚!」

恵尚「めでたいね! 恵達はデビューするし ゴーヤーマンは 売れるし めでたい事ばかっかり!」

恵文「そうだね 歌うかね?」

恵尚「歌っちゃおうよ!」

ハナ「おばぁも踊るさ!」

恵尚「はいよ!」

恵文「じゃ いくよ!」

恵尚「OKよ!」

恵文「せ~の!」

恵尚「ハイ! よっ!」

恵文「ん?」

ちゅらさんの画像

恵尚「何? どうしたの?」

恵文「何で 勝子に電話が分かったの?」

勝子「ああ? 何でかね?」

ハナ「勝子さんが 沖縄の おばぁになったという事さ。」

勝子「私が… おばぁ?」

ハナ「そうさ。」

恵文「勝子が おばぁ…? 俺はは おじぃ?」

恵尚「そういう事になるね。」

恵文「そうか… ん? おばぁになると 不思議な力が ついてくるわけ?」

ハナ「そうさ。」

恵文「おじぃは どうなるわけ?」

ハナ「おじぃはダメ。 特に 恵文みたいなものは 全然ダメさ。」

ちゅらさんの画像

恵文「何でよ?」

ハナ「若い時から 苦労して働いて 年とって その力を持つわけさ。 お前みたいに 若い時から 遊んでばかりいたら 全然ダメ!」

恵文「何でよ! つまらんねぇ。」

恵尚「若い頃 遊んでいたら 全然ダメかぁ?」

恵文「でも うれしいけど 心配であるね?」

勝子「大丈夫かな? 恵里は。」

恵文「行った方が よくないかね 勝子。」

勝子「そうだね。 でも 何度も行く訳に いかないさ。 大変になるのは これからだし。 静子さんも いてくれるし。」

恵文「そうかね。」

ハナ「であるね。」

勝子「ええ… こんな時 本当 遠いね。 沖縄と東京は…。 遠いね!」

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