連続テレビ小説「ちゅらさん」139話「和也の涙(なだ)」ネタバレ

マンデリン

恵理「はい ウェルカムです!」

文也「ハハハ どうもすみません。」

恵理「何で 謝るわけ?」

文也「最近 癖で…。」

恵理「何で?」

文也「なんでかね。」

ちゅらさんの画像

恵理「でも 柴田さん。」

柴田「はい?」

恵理「柴田さんと容子さんは 何で 結婚したのに 一緒に住まないの。 狭いからですか?」

柴田「ワハハハハ… それには 深い 深~い訳がある。」

恵理「『訳』?」

柴田「ね 容子さん。」

サロン

容子「は~い 私達ね 1人の生活が長かったでしょ? だから いきなりっていうのはさ 無理だと思ったのよね。」

柴田「そうなんですよね。」

柴田「一緒にいたい時は 一緒にいる。 1人でいたい時には1人でと考えた時に ま 今までどおりの方が いいかなという結果になりました。」

ちゅらさんの画像

恵理「なるほど。」

祥子「なんか カッコいいね。」

恵達「ね。」

柴田「そうですか? ウフフフ。」

真理亜「でもさ 普通さ 結婚したら どっか引っ越そうとか 思わない?」

恵理「何でです?」

真理亜「何でってね。」

容子「今 ここ 引っ越すのは ヤダよ。 だって 何か面白い事がある時 いなかったら つまんないでしょ。 くやしいわよ。」

真理亜「は?」

恵達「そうですよね 分かりますよ。」

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容子「ねえ。」

恵理「そうですよねぇ。」

容子「一見 それぞれが 狭いような 気がするけどさ 広いよ ここは。 こんな リビングが下にあるしさ テラスだってあるしさ それに 2階には ゆんたくルームもあるしさ。」

真理亜「はい?」

恵理「そうですよねぇ 豪邸ですよね。」

みづえ「ありがとう。 じゃ そろそろ お家賃 値上げしようかしら?」

恵理「いやいやいや そういうことじゃないですよ。」

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みづえ「冗談よ。」

恵理「もう みづえさん!」

文也「ああ これ おいしい。 どなたのですか? これ。」

島田「それは 私のワイフが作ったの。」

(一同の笑い声)

文也「これも おいしい。」

恵達「文也君 それ以上は この話を 追及するのは やめようね。」

文也「え? あ そうなんだ。」

恵達「はい。」

祥子「優しい…。」

恵達「ハハハハ。」

恵理「もう この子は…。」

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恵達「『この子』っていうのは やめてよ。」

恵理「ヤダね~。」

真理亜「あ~あ…。」

恵理「どうしたんですか?」

真理亜「いや いいんだけどさ。」

恵理「ん?」

真理亜「和也…。」

和也「何?」

真理亜「今 すぐ 結婚するか?」

恵理「は?」

和也「OKさ。」

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容子「結婚したくなったか。 そうか そうだよねぇ。」

真理亜「そんなこと 言ってないでしょ。 そういう結末は 拒否するって 言ってるでしょ!」

柴田「でも 楽しいですよねぇ。」

容子「ウフフフ。」

柴田「あ!」

恵理「きたか?」

柴田「似ている… 修学旅行の あの東京のホテルの…。」

容子「座って。 時間ないんだから。」

柴田「すみません。」

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恵理「聞きたかったなぁ。」

祥子「本当に そろそろ時間だ。」

恵理「本当だ!」

容子「行こうか 私たちも。」

柴田「そうですね。」

みづえ「大心さんも そろそろ時間でしょ?」

島田「そうか。」

恵理「和也 いくよ。」

和也「はい。」

みづえ「行ってらっしゃい。」

恵理「あと 片づけ。」

真理亜「大丈夫 在宅組で やっとくから。」

恵達「大丈夫。 任しといて。」

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恵理「すみませんね。 つい のんびりしてしまうんですよね。」

容子「そうだよね よろしくね。」

祥子「じゃあね。」

恵達「はい 頑張って。」

祥子「うん。 行ってきます。」

容子「行ってまいりま~す。」

恵理「行ってきます。」

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