東京
ゆがふ
容子「どうも!」
恵里「うわ!」
兼城「容子さん いらっしゃい!うれしいな。 ウチは 沖縄の人だけきてほしい。 容子さんは例外さ。 なぜかというと 美人だから。」
容子「ありがとう じゃ ここに。 恵里ちゃん。 あんた ここ。」
兼城「美人が3人だね… 今日はね。 何? この男は? まさか容子さんの男かね?」
容子「まさか」
一同「ハハハ…。」
柴田「笑いすぎです!」
兼城「違うか? しょうがないさ 嫌だが。」
柴田「どうも…。」
容子「同じアパートの柴田君ね。」
兼城「男の名前 聞いても覚えないよ。」
真理亜「酒!」
兼城「あ?」
真理亜「酒!」
兼城「はい ただいま。 何か怖いな。」
容子「店長 彼女ね…。」
兼城「沖縄の顔だね どこね?」
恵里「小浜島です。 古波蔵恵里です。」
兼城「そうかそうか。 皆! 沖縄の出身だよ!」
(歓声)
容子「(携帯電話の呼び出し音)」
真理亜「酒!」
兼城「今だすよ。」
容子「☎『はい 分かりました。 今すぐ伺います。』 恵里ちゃん ごめん。 仕事で トラブルあって 私 行かないと。 店長! 私のツケね。」
兼城「はいよ。」
容子「後 よろしく。」
兼城「おいしいね 沖縄の料理は世界一。いやぁ やっぱり沖縄はいいさ。 海も人も食べ物も 世界一さ。 それに比べて東京はダメだよ。 全然ダメ 人の住む所ではないよ。」
恵里「はあ…。」
真理亜「だったら帰れ!」
恵里「え?」
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