祥子「ダメ?」
恵里「もう お友達さ 祥子ちゃんとは。」
祥子「え? そうなの?」
恵里「そうさぁ! ねえ!」
兼城「そうねぇ。」
祥子「そうなんだ!」
恵里「今日 飲もう。 飲んでしまう?」
柴田「飲みましょう!」
祥子「でも 私 お酒…。」
恵里「飲めないの?」
祥子「すごく強いんです。」
恵里「ハハハ…。 飲もう!」
柴田「どうぞ はいはい!」
何か よく分からんけど また面白い友達が出来て よかったね。
恵里「かんぱ~い。」
スタジオ
その頃 我らが 恵達は どうしていたかというと
バンドを売り込むための『ガムテープ』作りに励んでおりました。
あ! 違った。『ガムテープ』ではなく『デモテープ』だったかね? まぁ いいさ。 おばぁには よく分からんね ロックの事はね
仲間1「いい曲になったよ 恵達。」
恵達「ありがとう。」
仲間2「後は どう売り込むかだ。」
仲間3「業界に いいコネ ないかな。」
回想
我那覇「いつか プロ目指す時 訪ねてみろ」
恵達「我那覇 猛」
我那覇「弟だ 音楽プロデューサーをやってる」
回想終了
恵達「この人は どうですかね? 僕のロックの先生の弟さんなんですけど。」
仲間2「え! 有名じゃん この人!」
恵達「え? そうなの?」
仲間1「新人のバンドとか 売り出してるよ。」
仲間3「知ってるなら 早く言えよ!」
恵達「すみません。」
仲間2「参ったな! ついに来るのかな? 俺達の時代!」
という訳で 古波蔵恵達 目下 絶好調のようです。 この後 恵達は 少し 困った事になるのですが それは おいおい 分かっていくからねぇ