連続テレビ小説「ちゅらさん」82話「ガジュマルの樹の下で」ネタバレ

病室

安藤「きのうも眠れなかったんだ。」

恵里「そう?」

ちゅらさんの画像

恵里は 怖いんだろうね? きっと。 今 自分の気持を立て直さないと『どこまでも ダメになってしまうのではないか』と それが 怖いのだろうねぇ。

ちゅらさんの画像

それが怖くて 必死で気持を ピンと張りつめているんだろう。

でも 周りの心ある人達には その姿は 余計 つらく見えていたのかも しれないねぇ

ちゅらさんの画像

恵里「大丈夫ですよ すぐ終わりますから。 田代さん 元気なので ばっちりですよ!」

ちゅらさんの画像

一風館
ダイニング

島田「うまそうだね。」

容子「恵里ちゃん 復活したね。」

恵里「全然ですよ。」

真理亜「また ニュー古波蔵恵里に なった訳?」

恵里「前とは また違いますからね。 今度は そうだな 古波蔵恵里2。 略して『E2』は どうですか?」

ちゅらさんの画像

真理亜「何が『E2 』だ!」

恵里「ダメですか? やっぱり。 管理人さん この韓国料理 おいしいです。 おいしい! 島田さんも 幸せ者さ!」

ちゅらさんの画像

皆 優しい人達だねぇ

北栄総合病院
ナースステーション

聡子「まだ いたの? あなた とっくに 勤務 終わっているでしょう?」

恵里「はい。 517号室の山浦さん 悪性貧血でしょう? 私よく分からなくて 調べておこうと思って。」

ちゅらさんの画像

聡子「そう。 熱心なのはいいけど体壊さないで。」

恵里「大丈夫ですよ。 婦長 お願いがあるんですけど。」

聡子「何?」

恵里「あの 私 連休ですよね?」

聡子「そうね。」

恵里「出てきていいですか?」

聡子「え?」

恵里「仕事したいんです。 休んでても する事ないし。 いいですよね? 出てきても。」

聡子「ダメ!」

ちゅらさんの画像

恵里「何でですか?」

聡子「何のために 休みってあると 思ってる? 古波蔵さん。」

恵里「『何のため』って?」

聡子「いい仕事をするために 休むの。 必要なの。」

恵里「大丈夫ですよ 私なら。」

聡子「人間の体の事も分かってない人に 看護業務は無理のようね。」

恵里「え?」

聡子「あなた 休み返上して 次の休みまで ぶっ通しで働いて 全然 疲れないと思うの?」

恵里「いや それは。」

聡子「そんなに甘い仕事じゃないはずよ 私達の仕事は。」

ちゅらさんの画像

恵里「はい。」

聡子「余り きつい事は言いたくないけど ごめんね あえて言うね。」

恵里「はい。」

聡子「最近のあなたは 何かを忘れるため 仕事に没頭してるのよ。」

恵里「え?」

聡子「それを 全否定するつもりは ない。 私は 仕事をそういうふうに 使うのは 好きじゃない。 よし! こうしよう!」

恵里「え?」

ちゅらさんの画像

スポンサーリンク







シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク