月曜ドラマシリーズ 「ちゅらさん3」最終話「美(ちゅ)ら海がくれた命」

古波蔵家

勝子「えっ… 今日ですか?」

恵文「恵理たち 今日 来るわけ?」

ちゅらさんの画像

ハナ「おばぁが 呼んださぁ」

恵尚「なんでよ? だって 祥子ちゃん まだでしょ?」

祥子「はぁ とくには…」

ハナ「おばぁの勘さ」

勝子「『勘』? おばぁの勘なら 正しいかもねえ」

恵文「であるねえ」

祥子「え?」

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恵理「ただいま!」

恵文「あぁ」

恵理「ただいま!」

恵文「あ 恵理! 和也! 文也君も! 奈々子ちゃんも…」

文也「いや… すみません」

勝子「ない言ってるの 来てくれて うれしいさ」

恵尚「ああ 奈々子! ハッハハハ」

奈々子「どうなの?」

祥子「はあ~ まだかなあ」

奈々子「あ そう…」

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奈々子「元気だったか?! おいで…!」

恵尚「ゴロニャン!」

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奈々子「あ いい子 いい子」

恵理「ほんとに どうね? 祥子ちゃん」

祥子「うん まだだと思う …あっ」

恵理「えっ?」

勝子「きてる?」

祥子「はい かもしれません」

ハナ「祥子ちゃん おばぁが 言うとおりでしょう でも まだまださ 先は長いよ」

祥子「はい」

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ハナ「うん」

恵理「あぁ… あの~

勝子「恵達なら まだ…」

恵理「そう… 何やってるのかな あの子は…」

祥子「あぁ…」

奈々子「えっ きてる?」

祥子「うん」

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文也「ちょっと… 大丈夫?」

恵理「助産師さんは?」

ハナ「おばぁが ちゃんと 呼んであるさ」

玄関が開く

恵文「あっ…」

島袋「こんばんは! 今日は 玄関からの登場です」

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祥子「あ~っ…」

文也「大丈夫?」

勝子「頑張れ」

恵理「頑張ろう!」

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一風館

容子「あぁ うんうん うん 分かった …うん ありがとう じゃあね」

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容子「『本当に 今日 産気づいた』って みんなが着いたら すぐに…」

真理亜「うわっ おばぁ 怖い!」

柴田「さすがですねえ」

静子「あぁ やっぱり 行きゃ よかった その場に居ないと 一生 言われそう」

みづえ「それで どうだって?」

容子「『なんか 長引きそうだ』って」

島田「長い夜になりそうだねえ」

遥「あぁ なんか 心臓が痛くなってきました」

静子「大丈夫?」

遥「はあ…」

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