連続テレビ小説「花子とアン」第89回「最高のクリスマス」【第15週】

あらすじ

朝市(窪田正孝)は英治(鈴木亮平)に、はな(吉高由里子)が甲府へ帰って来たときに英治が贈った英英辞典を捨てようとしたこと、その時の彼女は自分が見たこともないような悲しい様子であったことを話す。酔いつぶれたはなが眠っている横で、朝市は英治に、はなのことが好きならば気持ちを受け止めてやってくれと言う。英治は、あなたこそ彼女を深く理解している、はなのことが好きなのではないかと問い返す。朝市は…。

89ネタバレ

カフェー・ドミンゴ

朝市「はなに英語の辞書を 贈ったのは あんたですか?」

英治「はい。 そうですけど…。」

朝市「あんたに言ってきてえ事がある。 はなは… 甲府に帰ってきた時 あの辞書を捨てようとしたです。」

回想

はな「今度こそ忘れてやらあ!」

朝市「はな! なんて事するでえ!」

回想終了

朝市「ほんな大事なもん 投げ捨てようとするなんて… びっくりして止めました。 ほん時の はなは… おらが見た事もねえような 悲しい目してたです。 あの辞書をくれた あんたの事 必死に忘れようとしてただと 思います。 今は 元の明るいはなに 戻ったみてえに見えるけんど やっぱり おらには違って見えます。」

朝市「いっくら明るく笑ってても 昔の屈託のない はなの笑顔とは 違うです。 はなは きっと もう おらの知らん はなに なっちまった…。 あんたのせいじゃなですか? あんたも はなの事が好きなら はなの気持ち こぴっと 受け止めてやってくりょう。」

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