連続テレビ小説「花子とアン」第118回「海にかかる虹」【第20週】

あらすじ

「熱があるかも」と言いだした歩(横山歩)が、ほんとうに高い熱を出していることに驚く花子(吉高由里子)と英治(鈴木亮平)。花子は急いで歩を布団に寝かせ、つきっきりで看病を始める。歩はぐったりしながらも花子に「痛いお注射する?」などと問いかけ、花子は元気になったら今度こそ海に行こうね、と言葉をかける。やがて英治に呼ばれた医師と看護師が到着。歩を診察した医師は、花子と英治に所見を伝える…。

118ネタバレ

村岡家

居間

花子「歩…。」

<9月1日の明け方 歩が疫痢で息を引き取りました。>

英治「本日は 歩の葬儀に お集まり下さいまして ありがとうございました。 歩の死は… あまりに突然でした。 今でも信じられません。 歩のいない時間を どうやって 過ごしていったらいいのか 情けない話ですが 僕たちには まだ考えられません。 皆さん どうか 花子を支えてやって下さい。 よろしくお願いします。」

書斎

(戸が開く音)

吉太郎「(泣き声)」

吉太郎「すいません…。」

醍醐「吉太郎さんは 歩ちゃんの 親友でいらっしゃいましたものね。」

宮本家

居間

蓮子「ただいま 純平。 遅くなって ごめんね。」

純平「お帰りなさ~い。 お母様は 僕が死んだら悲しいの?」

蓮子「純平?」

純平「歩君 天国に行っちゃったんでしょ?」

浪子「私が教えたの。 花子さんのところへ行って 歩君と遊ぶんだって 聞かないもんだから。」

純平「お母様。」

蓮子「悲しいわよ。 純平がいなくなったら お母様 とても生きていけない…。」

純平「くすぐったいよ~。 くすぐったいよ~。」

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