連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」第65話「1965-1976」【第14週】

あらすじ

時代劇が大好きなひなた(新津ちせ)の元にビッグニュースが飛び込んできました。条映という映画会社がひなたの家からほど近い太秦に映画村というテーマパークをオープンさせたというのです。大好きな時代劇を撮影している現場を見られるということに興奮したひなたは、錠一郎(オダギリジョー)と一緒にさっそく出かけていくのでした。一方、るい(深津絵里)には心配事があって…。

65話ネタバレ

大月家

回転焼き屋・大月

「こんばんは~。」

「こんばんは。」

るい「おいでやす。」

節子「学校始まって やれやれやねえ。」

るい「ホンマに。」

節子「6つ くれはる?」

春子「うち 4つ。」

千栄子「うちも。」

るい「は~い。」

春子「これ よかったら。」

るい「えっ?」

春子「ボンレスハム。 お中元で ぎょうさん もろたさかい。」

節子「うちも これ。」

千栄子「うちも。 何や 子供らが ちょいちょい 回転焼き ごちそうになってるみたいやし。」

るい「いえ そんな…。」

節子「ご主人には 野球のコーチも してもらってるしねえ。」

るい「コーチやなんて。 ただ ぶらぶら見てるだけやわ。」

春子「それでも 大人が見てくれはったら 安心やもの。」

千栄子「ねえ?」

公園

(打撃音と歓声)

錠一郎「お~ よしよし よしよし…。 おい 修治 思いっ切り振っていけ。」

修治「いや おっちゃん。 ここは バントやろ。」

(笑い声)

錠一郎「あっ そうなん? ああ そう。」

荒物屋・あかにし

ひなた「おはようございます。」

森岡「お~ おはようさん。 ひなたちゃん。 元気やなあ。」

ひなた「吉之丞のおばちゃん おはようございます。」

初美「あっ ひなたちゃん。 おはようさん。」

ラジオ・磯村『さて 皆さん。 いよいよ 京都・太秦に 映画村がオープンします。 この映画村という場所は 日本映画発祥の地にふさわしい 新しいレジャーの拠点となります。 ここでは 皆さんが テレビや映画で見ている時代劇 あの撮影現場の見学やら 催し物やらを通して 時代劇の世界を体験できるんやそうです』。

ひなた「え~!」

吉右衛門「あっ…!」

ひなた「え~!」

小学校

先生「『田中さんは 2メートルの針金を 4分の3メートルだけ使いました。 あと何メートル残ってるでしょうか?』。 ちょっと図にして考えてみましょう。」

ひなた「映画村か…。」

先生「大月! 何 ニヤニヤしてんねや。」

ひなた「すいません。」

吉之丞「お前 また そんなことやってんのか。 刀ばっかり描いてさ お前 それしか能ないんや…。」

「それしか描けへん。」

(笑い声)

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