連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」第97話「1992-1993」【第20週】

あらすじ

終戦の日、錠一郎(オダギリジョー)とるい(深津絵里)はとあるジャズ喫茶を訪れます。そこでは、思い出の喫茶店「Dippermouth Blues」のマスター・定一(世良公則)にそっくりな人との出会いが。るいは思いがけず両親の面影に触れることになり、母への思いを募らせます。その頃、雉真家の一室でカムカム英語のテキストを見つけたひなた(川栄李奈)は、窓の外から見知らぬおじいさんに声をかけられます。

97話ネタバレ

喫茶店・ディッパーマウスブルース

ホール

るい「頂きます。」

錠一郎「頂きます。」

健一「どうぞ。」

♬~(レコード『On the sunny side of the Street』)

雉真家

るいの部屋

ひなた「ラジオの英語講座て こないに昔からあったんか。 昭和21年て… 古ぅ…。 やすこ… るい…。」

喫茶店・ディッパーマウスブルース

ホール

健一「今日は 来てくれて 本当にありがとう。 父さんに ええ供養になったわ。」

錠一郎「こちらこそ ありがとうございました。」

るい「ありがとうございました。」

健一「そういうたら 算太さんは どねんしとんで?」

るい「亡くなりました。 去年の暮れに…。」

健一「あ… そうじゃったんか…。」

錠一郎「こないだ 橘のお墓に納骨してきました。」

健一「ああ… そりゃあ ご愁傷さまでした。」

るい「けど マスター。 算太伯父さんのこと 知ってはったんですねえ。」

健一「ああ。 小学校の2級上じゃった。」

るい「何か ご迷惑かけたんじゃ…。」

健一「ああ… 直接っちゅうわけじゃねえけどな。」

(笑い声)

朝丘神社

錠一郎「よかったなあ 会えて。」

るい「うん。 定一さんの息子さんと それに お孫さんにまで。」

錠一郎「うん。 それと るいのお父さんとお母さんにも。 すごく腑に落ちた。 定一さんの店でデートして サッチモ聴いて。 それで 生まれてきた娘に るいって付けたんやって。」

スポンサーリンク







シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク