2001年7月20日放送の【 連続テレビ小説「ちゅらさん」】95話のネタバレです。
現在は(2021年2月現在)NHKオンデマンドでも視聴可能です。
あらすじ
恵里が一人前の看護師になれたら結婚する、といううわさが広まり、恵里は患者達から励まされます。しかし、新しい担当患者の幸子は、恵里につらく当たります。そんな時、父・恵文と母・勝子が文也の母・静子にあいさつするために上京し、恵文から「看護師は病人にとって太陽のような存在。太陽になりなさい」と励まされます。恵里は無事に退院した幸子に感謝され、看護師長の聡子から「一人前」といわれ、結婚を決意します。
95話ネタバレ
連続テレビ小説「ちゅらさん」95話「ちばりよー!一人前」ネタバレ
一風館
マンデリン
恵里「一人前どころじゃないよ。」
恵文「ん?」
勝子「どうしたの? 恵里。」
恵里「全然 ダメさ 私…。」
勝子「何で?」
恵里「患者さんに『看護婦 代えてくれ』と 言われてしまったさぁ。」
回想
田所「ですから 担当の看護婦を 代えてほしいと言ってるんです。」
回想終了
恵里「自信なくなってしまったぁ。」
恵文「じゃ 辞めなさい。」
恵里「え?」
恵達「お父さん…。」
恵文「だったら 辞めなさい 恵里。 …恵里。」
恵里「はい。」
恵文「お父さんは 看護婦さんが どういう仕事をするのか よく分からんさ。 でもね 恵里。 恵里が『看護婦になる』って 聞いた時 お父さん 突然で 驚いたけど『向いてるな』って 思ったわけ。」
恵里「え?」
恵文「看護婦さんっていうのは『太陽のような仕事だな』って お父さんは 思うわけ。」
恵達「『太陽』?」
恵文「そう 太陽さ。 太陽のように 明るくて いつでも 空を見れば 元気になれる。 弱っている人にはね 必要なんだよ 太陽の光が。 おばぁが いつか 言っていたさ。『恵里は太陽みたいな子だね』って。」
恵里「え?」
恵文「お父さんも そう思うわけ。 恵里は 沖縄の八重山の 太陽(てぃだ)みたいな子さ。 そういうね『弱ってる人を 明るくする力を 恵里は もっている』わけ。 そう お父さんは 思うわけ。」
恵達「そうだね。」
恵文「だから お父さんは『向いてる』と思ったわけ。 そんなことぐらいで 自信なくして どうするか 恵里 ん?」
恵里「うん。」
恵文「それに 恵里 弱っている時は 人間 わがままになるもんさぁ。」
勝子「そうだねぇ。」
恵文「うん 分かった? 恵里。」
恵里「はい。 ありがとう お父さん。」
恵文「フフフフ 今『やっぱり さすが お父さんだな』と 思ったでしょ? ふだん ダメなふり してるけど やっぱり『お父さんだな』って 思ったでしょう 恵里。」
恵里「ハハハ うん まあ…。」
恵達「それを言わなければいいと 思うんだけどなあ。」
勝子「そうだようねえ でも ダメなふりが 上手だようねえ 文ちゃんはねえ。」
恵文「フフフフ ん? ん?」
勝子「あ 恵達 なんか 話あるんでしょう? 恵里が帰ってくるまで 待つって。」
恵達「ああ…。」
恵里「ん? 何?」
恵文「言いなさい 何?」
恵達「いや 実はさ 俺…。」
グアテマラ
恵里 恵文 勝子「え~!」