連続テレビ小説「なつぞら」第138話「なつよ、天陽くんにさよならを」【第23週】

あらすじ

十勝に帰省中のなつ(広瀬すず)から、新しい企画に参加したいと言われた坂場(中川大志)は、なつたちが帰ってくる前に企画書を書き上げる。舞台は北海道、ささやかな日常を懸命に生きる開拓者たちの話だという。マコプロに企画を提出すると、麻子(貫地谷しほり)は、なつが作画監督ならば、企画を進めると坂場に告げるのだった。一方、なつは、これまで育ててもらった仲(井浦新)に、東洋動画を辞めたいと告げるのと…。

138ネタバレ

坂場家

リビング

坂場「これが企画書だ。」

なつ「もう書いたの!?」

坂場「舞台は日本 北海道にする。」

なつ「えっ?」

坂場「北海道を舞台にして その物語を創ってみたいんだ。」

なつ「北海道の開拓者の 家族の話にするってこと?」

坂場「そう。」

なつ「だから… 私に やってほしかったの?」

坂場「というより 僕も柴田家の家族に 影響を受けてるんだと思う。 柴田家だけじゃなく 天陽君や 十勝の人々に…。 この日本にも ささやかな日常を 一生懸命に生きている 開拓者たちがいることを その作品を通して描きたいんだ。 リアルに もちろん アニメーションにしかできない表現で…。 それをできるアニメーターは 誰かと考えたら 君しかいないだろ。」

なつ「本当に そんな企画通るの?」

坂場「マコさんは 賛成してくれた。 必ず企画を通すって。 ただし マコさんの条件も 君が 作画監督を 引き受けてくれるならということだ。」

なつ「作画監督を?」

坂場「うん。 下山さんも 神っちも それなら この作品に 協力したいと言ってくれたよ。」

なつ「下山さんも神っちもいるのに 私が作監をやるの?」

坂場「君に やる気があればの話だけどね。」

なつ「分かった…。 イッキュウさんが 演出をしてくれるなら 是非 やってみたい…。 やりたい。」

坂場「この絵を 君が受け継ぐんだ。」

<こうして なつは決意したのです。>

東洋動画

映画班 作画室

なつ「仲さん。」

仲「なっちゃん おはよう。」

なつ「おはようございます。 あの… お昼に少し 時間を取って頂けないでしょうか?」

仲「いいよ。 僕は弁当だけど。」

なつ「私もです。」

仲「うん じゃ 一緒に食べようか。」

なつ「はい。」

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