連続テレビ小説「あまちゃん」135回「おら、みんなに会いでぇ!」

純喫茶・アイドル

アキ「『私らの』? 歌番組ですか?」

水口「うん。 出演依頼。」

アキ「『潮騒のメモリー』ですか?」

水口「いや…『できれば 違う曲が』って 言われてる。『いい曲なんだけど 歌詞が ちょっと』って。」

アキ「違う曲なんか ねえです。」

水口「うん 知ってる だから 断ろうとしたんだけど…。」

アキ「じぇ!」

水口「そうなんだよ。 GMTの出演が 先に決まってて 向こうが 君と共演したいって 提案してくれたんだ。『地元に帰ろう』を アキちゃんと一緒に歌いたいって。」

アキ「でも 社長が 何て言うか…。」

水口「どっちの? 太巻さん? 春子さん?」

アキ「どっちもです。」

水口「太巻さんも悔いが残ってるみたい。 覚えてる? 劇場公演が 震災で中止になった時…。」

回想

荒巻「中止じゃない 延期だぞ なっ?」

回想終了

水口「約束を 果たそうとしてくれたんだよ。 あっ もちろん 君のお母さんも やらせたがってる。」

<彼は ところどころ 嘘をついていました。 本当は 水口君の持ち込み企画で 自ら 太巻さんに直談判して 頭を下げ 成立させたのです。 アキのために>

回想

荒巻「お前の頼みだから 一肌脱ぐか! プロデューサーに話つけてやるよ。」

水口「太巻さん ありがとうございます。」

荒巻「恩売るだけだぞ。 お前に対する売名行為だ。 あっ もしもし 俺 俺! 今どこよ?

回想終了

水口「どうかな?」

アキ「分がった。 やるべ!」

甲斐「やった~! あっ ごめん。 でも うれしい。 俺 見るよ。 録画して 何度も見るよ!」

歌番組『私らの音楽』

「アキちゃん 入りま~す。」

アキ「お願いし~す!」

小野寺「アキちゃん!」

一同「アキ~!」

しおり「ちょっと 危ない 危ない。」

アキ「うん? これ?」

しおり「これは海女?」

アキ「そうだ!」

しおり「海女のやつ 改良したの?」

アキ「これ 絣半纏。」

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