無頼鮨
アキ「お世話になりました!」
梅頭「俺は ただ ここで 握ってただけだから。 ありがとう。」
アキ「今まで いろいろど ありがどう!」
安部「こちらごぞ 夏ばっぱや みんなに よろしぐ! 彼氏は? やんだ おら余計な事 言っつまった。」
しおり「安部ちゃん 安部ちゃん! 座って座って!」
東京EDOシアター前
アキ「お世話になりました!」
しおり「アキ!」
喜屋武「アーキー!」
しおり「あき!」
アキ「ウフフ!」
<地元に帰る者 都会に残る者 東京が地元なのに 田舎に向かう者 それぞれの気持ちが分かるから 皆笑顔で 送り出すのです>
夜行バス
アキ「ありがとうございます。」
種市「アキ! アキ! アキ!」
アキ「先輩!」
種市「これ卵焼き バスん中で食え。」
アキ「ありがとう。」
種市「走ったがら 崩れたかもしんねえけど…。 元気でな。」
アキ「はい!」
種市「俺も 一人前になったら帰っから 遠距離恋愛 頑張っぺ!」
アキ「はい!」
アナウンス『間もなく発車します』。
♬『白い 鴎か 波しぶき』
種市♬『若い血潮が 踊るのさ カップかぶれば 魚の仲間。』
♬『俺は 海の底 南部のダイバー』
アキ「(泣き声)」
<アキは 1年半ぶりに 北三陸へ帰ります>