スリーJプロダクション
春子「♬『て~ て~』♬『て~』いい?『て~!』って。 素直に出して! ♬『て~』って。『て~』よ! ♬『て~ て~!』」
海女カフェ
<じゃあ なぜ? どうして若い頃の母の姿が アキに見えるの? 理由は よく分かりません>
ヒロシ「すいません。 遅くなりました!」
水口「いえいえ 我々も 今 来たとこですから。」
勉「これ 持ってっちゃって いいよね。」
ヒロシ「はい お願いします。 あ 種市君!」
種市「はい。」
ヒロシ「そっち持って!」
種市「天野…。」
ヒロシ「あ アキちゃん? え 何してんの?」
アキ「ストーブさんは 何してるんですか?」
ヒロシ「ああ せめて 再建のめどは 立たないけど がれきの撤去と掃除ぐらいは 自分たちで やっとこうと思って。」
種市「業者に頼むと 金かかるしな。」
ヒロシ「ユイの言うとおり 口じゃなくて 手 動かさないと。 よし!」
水口「これ重いでしょ! これは。」
ヒロシ「あ 大丈夫? 足元 気を付けて。」
種市「ああ 軍手使え ほれ。」
アキ「ありがとう!」
<こうして 有志による清掃作業が 自然発生的に始まりました>
ヒロシ「せ~の!」
勉「よいしょ!」
ヒロシ「足元 気を付けて!」
ユイ「アキちゃん! 新しい袋!」
アキ「ユイちゃん!」
北鉄車庫
スリーJプロダクション
春子「おなかに力入れて 背筋伸ばして!」
鈴鹿「はい!」
春子「頭ピュ~っと こう上に 持ち上げられてるような感じで。」
鈴鹿「はい はい!」