連続テレビ小説「あまちゃん」148回「おらたち、いつでも夢を」

海女カフェ

吉田「よいしょ!」

かつ枝「後ろ後ろ 気を付けろ!」

ヒロシ「ありがとうございました。」

(拍手)

<更によい知らせが 舞い込みました>

スナック・梨明日

(拍手)

功「え~ 市長の 足立でございます! 北三陸鉄道の 復興計画が 具体的となり ここ北三陸から 畑野の区間を 7月1日の 海開きの日から 運行する事が決定しました!」

(歓声とクラッカーの音)

功「大吉君 北鉄を代表して ひと言。」

大吉「はい。」

(拍手)

大吉「皆さん ようやく この日が来ました。 7月1日といえば 1984年に 北鉄が開通した メモリアルデーです。」

弥生「んだ んだ!」

大吉「思えば 我が北鉄は 震災の5日後から。」

弥生「泣ぐな!」

大吉「はい。 震災の5日後から 半ば強引に 列車を走らせて やれ 税金泥棒だ やれ 赤字製造列車だと 陰口をたたかれながら たとえ…。 たとえ 儲からなくても たとえ 線路の両脇が がれきの山でも 変わらずに北鉄が走っている。 相変わらず 5~6人しか 乗ってねえのに走ってる。 その事実が 市民の 心の支えになるど信じて 頑張ってきました。」

弥生「(泣き声)」

大吉「弥生さんこそ 泣ぐな!」

弥生「泣いでねえ~!」

大吉「んだら おらも泣がねえ! 全線が開通する その日まで おら! おら…。」

美寿々「泣け!」

大吉「(泣き声)」

弥生「大吉!」

大吉 弥生「(泣き声)」

吉田「はい! 乾杯~!」

一同「乾杯~!」

大吉 弥生「(泣き声)」

スリーJプロダクション

鈴鹿「あらそう! よかったじゃない。 じゃあ 鈴鹿も その日にしようかしら。」

北三陸駅

アキ「じぇ! その日は…。」

電話・鈴鹿『だって お祭りでしょ? いっぱい人来るでしょ?」

アキ「だから バタバタして お構いできねえと思う。」

スリーJプロダクション

鈴鹿「じゃあ 前夜祭にしましょう 30日。」

北三陸駅

大吉「ナイス! 土曜日!」

アキ「だけど ママに聞いてみねえと。」

スリーJプロダクション

鈴鹿「社長には 私から そのように 伝えておきますから。」

北三陸駅

アキ「じゃあ 6月30日 海開きの前日で決定な!」

大吉「よし!」

(拍手)

スリーJプロダクション

鈴鹿「よっしゃ~!」

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