連続テレビ小説「あまちゃん」150回「おらたち、いつでも夢を」

喫茶・リアス

大吉「こいつなんかね 春ちゃんと 交換日記してたんですから!」

鈴鹿「あらまあ。」

吉田「読みます? これ 貸し出し自由ですから。」

菅原「ああ もうやめでよ!」

大吉「いいから いいから!」

菅原「ああ 読まれでまう! 先輩も 人の事言えねえべ! 春子さんに 何回も告白して 何回も振られて。」

大吉「ハハハ! 最終的に 何だか分かんねくなって 安部ちゃんと結婚して。」

菅原「同級生なんですよね。」

安部「同級生ったって 春子さんは 学園のマドンナで 私なんか給食の スパゲティー ミートソースの中に なぜか迷い込んだ 輪ゴムですもの。」

(笑い声)

鈴鹿「おかしい! ハハハ! でも あれね 天野家は昔から ずっと 話題の中心だったのね。」

大吉「そりゃそうだべ 夏ばっぱは 海女クラブの初代会長で 春ちゃんは 北三陸一のスケバンだもの!」

勉「その娘のアキちゃんは 潮騒のメモリーズだもんね。」

鈴鹿「三者三様だけど 代々北三陸の アイドルだったんですね?」

大吉「どれ! 北三陸名物 駅長の『GHOSTBUSTERS』聴いて下さい。」

一同「え~!」

吉田「鈴鹿さんのカラオケも 聴きたいな! なんて!」

菅原「吉田君 それは いくら何でも ずうずうしいべ。」

鈴鹿「構いませんよ。」

菅原「本当ですか!」

鈴鹿「リサイタルの予行演習も兼ねて。」

(拍手)

♬~(『潮騒のメモリー』)

大吉「来た~! 生ぎでてよがった!」

鈴鹿「わっ!」

アキ「危ねえ 駄目だべ!」

鈴鹿「ごめんなさい。 そっか。」

アキ「何やってんだ? 水口さんもいながら!」

水口「あっ! そうか! ごめん。」

菅原「何 何?」

北三陸駅

荒巻「もしもし 正宗君? はいはい はい着きました! 今 北三陸駅です。 はいはい リアスね? 軽食喫茶リアスと スナック梨明日と 2つあるんだけど どっちのリアス? うん! 中でつながってる? 意味分かんない。」

ユイ「どっこいしょ!」

荒巻「ごめん! 今ぼ~っっとしてた。 うん 何 何?」

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