連続テレビ小説「あまちゃん」39回「おらのママに歴史あり」

天野家

春子「手のひら返したのよ 夏さん。 ひどいでしょ? さっき 説得するって言ったのに 全然 話 違うじゃんって。 内心 もう腹が立って しかたがなかったの。」

アキ「それで 話し合ったの?」

回想

夏「明日も早(はえ)え そろそろ寝るべ。」

春子「ちょっと 母ちゃん? 母ちゃん。 やっぱり 海女やりだぐね。 東京さ行ぎでえ。」

回想終了

春子「いっつも そう。 最終的には自分で決めろって 突き放すのよ。 …っていうか もう 出ていけって事だと思ったよね そん時は。」

回想

春子「もう どいてよ!」

大吉「ああ すいません!」

弥生「春子 なして乗ってんだ? 春子! なして乗ってんの?」

大吉「出発進行~!」

弥生「春子! 春子! 春子! 春子!」

(ホイッスル)

大吉「春ちゃん 東京さ行ぐのか? どうしても行くのか?」

春子「こんな ド田舎さ もう いたぐね。」

大吉「母ちゃんの後継いで 海女になんのが そんなに嫌か? これかr 地方の時代だべ。 北鉄も通って この町も ますます活性化するべ。 もったいねえべ。」

春子「うるせえ。 一人で生きていくって決めたんだ。 どいて。」

大吉「春ちゃん…。」

回想終了

スナック・梨明日

大吉「あん時 あそこで引きさがらずに 連れて帰ってれば こったら しょうもねえ男に つかまんねえで済んだのに!」

黒川「駅長 また ウーロンハイ飲んでます。」

大吉「今夜は確信犯だ! この野郎! おい! 表出ろ この野郎! おい!」

ヒロシ「すいません 何か 結局絡んじゃって…。」

黒川「いや 僕も初めて聞く 話ばかりだったんで。」

ヒロシ「あ… そうなんだ。」

黒川「家内は 自分の事 話したがらないんですよ。」

大吉「『家内』って 何だ! この野郎 バカ野郎 お前! おい こっち来い! この野郎 バカ野郎 おい!」

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