回想
ユイ「PC!」
ヒロシ「PCが 何だよ。『PC貸して下さい』だろ お前。 ここ 職場だぞ お前。」
ユイ「見ないで!」
回想終了
ヒロシ「『太巻き』の事なんか調べて どうすんだろと思ってたんですよ。 そっか プロデューサーか! スッキリした~。」
大吉「いや スッキリしない! ちょっと ちょっと 今 ユイちゃんにいなくなられたら 北鉄は どうなるんだよ! チクショー! 何 考えてんだ 水口の野郎!」
春子「どうする?」
美寿々「チクショー! チクショー!」
吉田「何か『チクショー』の重みが 違いますけど…。」
美寿々「真剣につきあってたのに… 結婚まで考えてたのに。」
菅原「結婚は あんた しょっちゅう考えてるでしょ?」
美寿々「式場 仮押さえしてたのに。」
一同「じぇじぇじぇ!」
美寿々「車もあげたのに~!」
一同「じぇじぇじぇじぇじぇ…!」
ヒロシ「あれ 勉さんは?」
菅原「あっ あれ? さっきまで…。 勉さん?」
ヒロシ「勉さん?」
海女カフェ
アキ「何泊するの?」
ユイ「オーディション受けるだけだから 1泊だよ。」
アキ「その割には 荷物でっけえな。」
ユイ「大丈夫。 水口さんが 車で送ってくれるって。」
アキ「そうじゃなくて。 もう帰ってこないの?」
ユイ「分かんない。 でも 親に言って 出てきたから 家出じゃないでしょ。 遅いな… 水口さん。」
坑道
勉「水口…。」
水口「あっ 師匠! ちょうどよかった。 大きいのが採れたんで 梨明日に持っていこうと思って…。」
勉「破門だ。」
水口「えっ?」
勉「今すぐ出ていけ!」
海女カフェ
ユイ「運転中かな…。」