古山家
華の部屋
華「ああ~! 何で 私 あんな態度…。 バカだ 私…。」
♬~(音の発声練習)
華「どうせ 私には 何にもないよ。」
音楽教室
羽生「一旦休憩。 よくなってきてるけど まだまだ課題は山積みよね。」
音「はい…。」
御手洗「ワオ! 音さん。 あなたの未来 明るいみたいよ。」
音「ティーチャー ちょっと 何 勝手に占ってるんですか!」
御手洗「このカードの意味 成功 満足 グッドエンディング。」
羽生「あら~!」
音「当たればいいですが…。」
御手洗「私の占いが信用できないって言うの?」
音「そういうわけでは…。」
御手洗「まあ 確かに… 占いは道しるべ。 あとは あなたの努力次第よ。 頑張って。」
音「シー。」
そして いよいよ 最終審査の日がやって来ました。
音「千鶴子さん…。」
千鶴子「お久しぶり。」
音「びっくりしました。 こんなところで再会するなんて。」
千鶴子「私は… また会える日を待っていたわ。 でも 審査は公平にやりますから。」
音「もちろんです。 よろしくお願いします。」