連続テレビ小説「エール」107話「ふるさとに響く歌」ネタバレ

回想

鉄男「母ちゃん 典男は?」

富紀子「あんたと一緒じゃねがったのかい?」

善治「フンッ。 こだ家 出てくってよ。 ガキの分際で生意気に。」

典男が突然 家出した。

鉄男「典男!」

毎日 必死に探し回って 警察にも届けたけど 結局 半年たっても 典男は見つかんねがった。

鉄男「典男!」

富紀子「鉄男。 あんたも ここ出てきな。」

鉄男「何言ってんだ。 母ちゃん 置いてけるわけねえべ。」

富紀子「私は好きで ここさ いんだ。 あんたが いなくなってくれたら食いぶちも減って助かる。 鉄男。 あんたに家族はいねえ。 自分の道 歩いていけ。 二度と帰ってくんな。」

藤堂先生にもらった名刺を頼りに 家を出た。

鉄男「それから ずっと… 自分には家族はねえって 自分に言い聞かせて生きてきた。 俺は 冷てえ人間だ。 弟は守れねえ。 母ちゃんのこと 捨てた。 俺は どうしようもねえ人間だ。」

裕一「大将がさ… 誰よりも あったかい人間ってことは みんな知ってるよ。 いっつも 自分のこと 後回しで 周りのことばっかに 一生懸命でさ 大将は強い… 強くて優しいよ だから もうこれ以上 自分責めないでよ。」

鉄男「優しいのは… おめえだ。 ありがとな。」

枕を投げる裕一

鉄男「うわっ…。」

翌日 校歌のお披露目会が開かれました。

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