連続テレビ小説「エール」92話「鐘よ響け」ネタバレ

音楽教室

羽生「ベルトーマスよ! ベルトーマス!」

音「すみません 覚えづらくて。」

羽生「言っとくけど 芸名じゃないから。 本名だから。」

音「そりゃ 自分でベルトーマスなんて 付ける人いないでしょう。」

羽生「あなた バカにしてるの?」

音「すみません。」

羽生「まあいいわ。 とりあえず 声出してみて。」

音「はい。」

(ピアノ)

音「♬『ま~ ま~ままままま~ ま~ ま~ ま~ままままま~ ま~』。」

羽生「オッケー。 声の質はいいわね。」

音「ありがとうございます。」

羽生「というより あなたみたいな人の話 昔 聞いたことあるような 気がするんだけど。」

音「へえ~。」

羽生「それ! その ものおじしない感じ。」

(ノック)

羽生「あら ちょっと早いわね。 友達が来ちゃったんだけど いいかしら?」

音「どうぞ。」

御手洗「あっ… まだ生徒さん いたのね。 ソーリー。」

音「あっ!」

御手洗「ホワッツ!?」

音「先生!」

御手洗「何回言ったら分かるの? 私は ミュージック ティーチャー…。」

古山家

裕一「占い師? 御手洗先生が?」

音「そう。 留学中に覚えたんですって。」

回想

御手洗「悩みや苦しみを抱える人のために 今 私にできることは何って考え始めたの。」

裕一「ハハハ… 多才だな~ 羨ましい。」

音「久しぶりに歌ったら すごく心が躍った。 まだ… まだ曲を書くつもりはない?」

裕一「実はね… 一度だけ 譜面に向かったんだ。」

回想

裕一「あっ あっ…。」

裕一「譜面が怖い。」

音「あなたが体験したこと 背負ったことは 大変だと思います。 でも あなたを信じてる。 私は待つ。」

裕一「うん…。 ごめん…。」

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