連続テレビ小説「花子とアン」第72回「銀座のカフェーで会いましょう」【第12週】

はな「あっ もうすぐ1話分終わります。」

梶原「なんとか 明日までに あがらないかな?」

はな「明日ですか!? ええ… はい。 なんとか急げば。」

梶原「読んで よさそうなら 新しい雑誌に入れようと思ってる。」

はな「本当ですか? 明日までに必ず仕上げます!」

醍醐「すごいわ はなさん! お手伝いする事ある?」

はな「大丈夫。 ありがとう。」

梶原「じゃあ よろしく。」

かよ宅

居間

はな「はあ… 出来た。 やった~! おまんのおかげじゃん! ありがとう!」

(物が落ちる音)

はな「えっ?」

蓮子『この辞書の贈り主は ず~っと前から はなちゃんの心の中にいたのね。 自分の気持ちに 素直になりなさい』。

蓮子「てっ! 蓮様 いつの間に? この辞書の贈り主…。 てっ! 何で!? て~っ!?」

<その時 はなには はっきりと分かったのです。 はなの夢を支えていたのは 誰だったのか。>

回想

英治「ナマケモノは… 木にぶら下がりながら 夢をみてるんだと思います。 だから… あなたも 夢を忘れないで下さい。」

英治「あなたは 花子になるべきです。 花子という名前で これからも書き続けて下さい。」

回想終了

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