あらすじ
カフェーで郁弥(町田啓太)から、英治(鈴木亮平)が離婚を切り出されていると聞き、はな(吉高由里子)は混乱に陥る。そんなある日、宇田川(山田真歩)が大そう不機嫌な様子で聡文堂へやって来て、とっくに発売している『にじいろ』創刊号が自分に届いてないと告げ、はなや梶原(藤本隆宏)たちは顔面そう白に。一方福岡では、東京から蓮子(仲間由紀恵)宛てに届いた手紙を、女中頭のタミ(筒井真理子)が怪しんでいた…。
82回ネタバレ
病院
病室
香澄「私と別れて下さい。」
英治「どうして…。」
香澄「あなたの心には ほかの女の人がいるわ。」
カフェー・ドミンゴ
醍醐「英治さん 本当に離婚するんですか!?」
郁弥「いえ まだ 決まった訳じゃないんですけど…。」
醍醐「奥様から 離婚を切り出されるなんて よっぽど ひどいけんかでも なさったの?」
郁弥「僕にも よく分からないんです。 何しろ 突然の事で…。 かよさん もう一杯。」
醍醐「私たちも つきあうわ。 はなさん 飲むわよ。」
<その日 なぜか はなは 全く酔えませんでした。>
(ドアベル)
英治「すいません。 お知らせ頂いて…。」
かよ「いえ。」
英治「郁弥! しっかりしろ! 帰るぞ! しょうがないな…。 行くぞ! ほら!」
郁弥「兄さん… 僕は 離婚なんて 反対だからな…。 義姉さんが かわいそうだよ…。」
英治「すいません…。」
はな「あの! 私も反対です。 離婚なんて しないで下さい。 絶対に しないで下さい!」
英治「分かってます。」
はな「すいません…。 関係ない私が 何 言ってるんでしょう…。 ごめんなさい! 失礼します!」
(ドアが閉まる音)
はな「(ため息)」
聡文堂
宇田川「一体 どういう事? とっくに書店に並んでる 『にじいろ』創刊号が 私のとこに届いてないんだけど。」
はな「宇田川先生? ごきげんよう。」
宇田川「ごきげんよろしい訳ないでしょ。」